東求女塚古墳で見つけたキャラクターの正体に迫る!#2

温故

はじめに

前回の記事より引き続き、本件に関する調査報告です。

おさらい

東求女塚古墳の説明看板に突如現れた彼。
気になった筆者まぐろは、彼の正体を追うことに。
しかし、あのGoogle先生を駆使しても、正体を突き止めることはできなかった…。
そこでまぐろは、決意する。
綱敷天満神社に詣でよう…

誤解のないように断っておくが、学問の神様である菅原道真公に、インサイトを授かるために向かったわけではない。
前回ぶち上げた「綱敷天満神社関連説」を証明するために向かったのだ…!

まず、梅の神紋といえば、菅原道真公が浮かぶ。
そして道真公は天神さまとして、天満宮に祀られる。
東灘区の天満宮といえば、綱敷天満神社
そしてカラフルな配色が気になるが、こちらの神社では「八色雷公 綱打神事」という神事が行われる。
これは黄泉の国に逝ってしまった後のイザナミノミコトが纏わっていたとされる八柱の雷神「八色雷公」に関する神事である。
詳しくは割愛するが、なんともカラフルな雷神なのである!

いざ、綱敷天満神社へ

お盆休み中のため超フッ軽な私は、さっそく約束の地へ向かいました。
待ってろ謎のやつ!

綱敷天満神社は、阪急六甲駅と御影駅の間に流れる石屋川沿いに鎮座しています。
今回私は、便利が良かったため市バスの「御影公会堂前」で下車し、石屋川公園を北上するルートで目指しました。

石屋川公園

ついでではありましたが、なかなか良い公園でした。
美しいせせらぎに、緑豊かで景観が良く、芝や砂の敷かれた大地を踏みしめる感覚の有難さを感じながら、歩きます。
真夏ですが、木影が多く、涼しく歩を進めることができましたね。
途中、たくさんの松ぼっくりやセミの抜け殻(羽化という意味でも、事切れたという意味でも…)を横目にズンズン歩きます。

着きました綱敷天満神社

公園を進み、石屋川隧道という、日本で初めて開削された鉄道トンネルの跡地が現れます。
日本初ってすごいですよね!(なお本題とそれるので写真は無い)
そこを超えたところに、綱敷天満神社は在ります。

鳥居の左に鳥居額が設置されていますが、これは阪神淡路大震災で鳥居が倒壊し、残った額を置いてあるのだそうです。
こちらもCOVID-19の影響か、手水舎の柄杓が置いてないですね。
竹から出る水で清めましょう。

ささ、手がかり手がかり…と隅々を散策してみましたが、特別、手がかりはありませんでした…。

屋根が似てる?とか、やっぱり提灯は梅だな、というのはありますが、決め手に欠ける…。
でも私は焦っていませんでした。
何故かって?

実はね、見つけていたんですよ。これを…。
それもスタート地点で…。

御影町章かっけェーーーーッ!!
いや、すみませんって。

東灘歴史掘り起こし隊…!

来ました、手がかり。これは御影公会堂から石屋川公園に入ってすぐの道に立てられていました。

もちろん、愉快な人物が、こうして色々な看板に同じキャラクターのタトゥーシールを貼っている なんてことも有り得ますよ。
私だって怪しいですよね。ブログなんかで取り上げちゃって。
でも、彼を見つけた瞬間の心の躍動、これは真実。

東灘歴史掘り起こし隊をリサーチ!

まずはTwitter、Instagramで検索してみました。
Twitterの方には一件、それも、このキャラクターについて言及したものでした。

デザインがパナいデザインがパナい

ということで、全面的に支持します!
インスタの方は、彼らが設置した看板を基にハッシュタグつけてる感じでしたね。

特に手がかりはなかったので、Google検索に切り替えます。

ざっと調べた結果ですが、情報が少ないですね…。
少ないことが情報です。つまり、活動時期が少し前なのでしょう。
SNS台頭前の2010年以前が主な活動時期であったという推測が立ちます。

東灘区役所内のチームであることは、以下のページから推測できました。
看板にも区役所とあるので、ほぼ間違いないでしょう。
http://fukae-museum.la.coocan.jp/oshirase.html

2のまとめ

キャラクターの正体は、東灘区役所の中で結成された「東灘歴史掘り起こし隊」のマスコットキャラでした!

いやースッキリ

…しません!

キャラクターに関する情報には一切当たらず、正体はわかったものの、いわば肩書のみ。
キャラ名やモチーフについて、まだまだ考察しろというお告げなのでしょうか…。

寒い感じになるのが目に見えてますが、キャラ名予想はきっとやっちゃいますね…w
たまたま看板と出会えたのも、何かのご縁です。付き合います。

おまけ

綱敷天満神社には、ギミックがたくさんあります。お賽銭は予め多めにご用意を。
道真公の像や、夢叶盤に牛神社、天神さんならではの筆塚、五芒星に各干支の像…盛りだくさんです。

おおっと、うっかり私の年齢がバレかねないやーつ。
境内にはたくさんの鳩が居ますが、干支には天敵の猫が入ってないため、安心しているご様子。

稲荷さんもありました。手前の木のせいで、なんかミニチュアみたいでかわいいですね。
人が通れるサイズですよ。一応。

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